酸化療法とは
免疫機能・抗酸化機能を活性化させる療法です
酸化療法とは、様々な方法により体内で酸化を引き起こすことで、免疫機能や、抗酸化機能を活発化させる療法です。酸化を引き起こす方法として、「血液オゾン療法」「ダイナミックフォトセラピー(血液オゾン療法+血液バイオフォロセラピー)」「飽和水素点滴」などのバリエーションがあります。いずれの場合も、体に適量の酸化ストレスを与えることで、血行促進、体内の酵素化、がん細胞への攻撃、免疫機能・抗酸化機能の向上などの効果を引き出します。
大阪・梅田の堂島ライフケアクリニックでは、各種酸化療法をご用意することで、皆様のお体の健康と、病気予防・改善をサポートします。
酸化療法の主な効果
- 血液循環の改善
- 体内の酵素化
- がん細胞の破壊
- 免疫機能・抗酸化機能の向上
- 末梢循環の改善
- 抗炎症効果
- 抗感染効果
- 抗腫瘍効果
- 健康増進
- エイジングケア
など
抗酸化療法の種類
血液オゾン療法
血液オゾン療法(血液クレンジング療法)とは、医療先進国ドイツで開発された療法で、免疫機能・抗酸化機能の向上のほか、エイジングケアなど、様々な効果が期待できます。ドイツでは一般的に行われている療法で、保険診療に取り入れられています。
患者様から採血した血液(1000ml程度)を、医療用オゾンで酸化処置した後、再び体に戻すことで、体内で酸化を引き起こします。これにより血液循環を改善させ、体質改善をはかることで、肩こりや頭痛、腰痛、慢性疲労などの保険診療では改善しない症状への効果や、エイジングケア効果などが得られるようになります。
ダイナミックフォトセラピー
ダイナミックフォトセラピーとは、血液オゾン療法と、血液バイオフォロセラピーを組み合わせた療法です。2つの療法のシナジー効果により、免疫機能・抗酸化機能の向上や、細胞の活性化、体内の酵素化、末梢血流の増加など、多彩な効果を引き出すことができ、病気の治療やエイジングケアなどに役立てることができます。
血液オゾン療法と、血液バイオフォトセラピーという、酸化を引き起こすプロセスや、物質が異なる療法を併用することで、「全身でゆっくりと作用する(血液オゾン療法)」「即効性が高い(血液バイオフォトセラピー)」というそれぞれの特徴を最大限生かすことができるようになります。
飽和水素点滴
飽和水素点滴とは、高濃度の水素を点滴で体内へ直接導入することで、強力な抗酸化効果、抗炎症効果、代謝改善などを引き出す療法です。水素には、様々な抗酸化物質の中でも、悪玉活性酸素のみを選択的に除去する効果があります。この効果を利用して、水素の強力な抗酸化作用によって、「ヒドロキシラジカル」という悪玉活性酸素を取り除き、無害な水に変え、尿として体外へ排出させます。
がんの抑制、抗がん剤の副作用軽減、動脈硬化の予防、認知症の予防、自己免疫性疾患への効果、アレルギー症状の抑制、エイジングケアなど、様々な効果が期待できます。
過酸化水素点滴
過酸化水素点滴とは、活性酵素の一種である過酸化水素(H2O2)を点滴で体内に導入する療法です。アメリカでは、古くから一般的に行われている療法で、がん、急性の感染症のほか、COPD(慢性閉塞性肺疾患)や慢性気管支喘息などの呼吸器疾患、狭心症や不整脈などの循環器疾患、糖尿病への改善効果も期待できます。
過酸化水素点滴は副作用が少ない療法で、血液オゾン療法に似た効果が期待できます。そして、がん細胞やウイルスを直接的に攻撃することができるので、放射線治療との併用により、高いがん治療の効果を得ることが可能となります。
高濃度ビタミンC点滴
高濃度ビタミンC点滴とは、抗酸化作用、抗がん作用、抗ウイルス作用、抗アレルギー作用など、様々な効果が期待できるビタミンCを、点滴で体内へ直接導入する療法です。経口摂取の場合、効率良くビタミンCが取り込めないため、血中濃度の上昇はそれほど期待できませんが、1回15~75gという高濃度のビタミンCを点滴するこちらの療法であれば、ビタミンCの効果を最大限発揮させることが可能です。
高濃度ビタミンCは、がん治療に有効な療法として近年、注目されていますが、それ以外にも、免疫機能や抗酸化機能の向上、疲労回復、しみ・しわ・お肌のハリの改善などの美肌効果、エイジングケア などの期待できます。
※高濃度ビタミンC点滴について詳しくはこちら→(※リンク「高濃度ビタミンC点滴」)
酸素ナノバブル点滴
酵素ナノバブル点滴とは、点滴により酵素を全身に送り届けることで、血液循環の改善、エイジングケア、慢性的な疲労やストレスの改善などをはかる療法です。酵素が不足していると、人間の体では様々なトラブルが起こります。そうしたトラブルを改善したり、予防したりするうえで欠かせない酵素を、効率良く体へ導入することができます。
また、酵素を摂り入れることで、がん細胞を低酸素状態から抗酸素状態へ変化させられるため、抗がん剤治療や放射線治療の効果を十分引き出し、がん細胞の成育を妨げる効果も期待できます。
オゾン注腸
オゾン注腸とは、オゾン療法の一種で、血液オゾン療法のように液体を血管へ注入するのではなく、高濃度のオゾン・酸素混合ガスを直腸内に注入することで、血液オゾン療法と同様の効果を引き出す療法です。末梢血管が細くて確保できない場合や、小さなお子様・ご高齢の方などでオゾン療法をご希望になる場合などに行います。
オゾン直腸を繰り返し受けることで、難治性のアトピー性皮膚炎に対する改善効果が期待できるのか、潰瘍性大腸炎、過敏性胃腸炎、クローン病などへも効果を発揮します。ただし、血液オゾン療法と違い、血液に直接作用するわけではないので、10~20回など、継続して治療を受ける必要があります。
オゾン局所注射
オゾン局所注射とは、痛みなどの症状が発生している部位や、そのまわりの皮下、筋肉、関節などに少量のオゾンを注射する療法です。肩こり、腰痛、関節リウマチへの消炎鎮痛効果などが期待できます。